旅館再生プロジェクト その22019.05.07

4月、ゴールデンウイーク10連休が間近に迫る中、彦根建築設計事務所設計による、長野県飯田市の天龍峡にある渓谷に佇む隠れ宿峡泉の第2期リニューアル工事が終わりました。昨年春に行われた第1期リニューアル工事に引き続き、アナスタジオは、照明プランと家具の選定・設えを担当させていただきました。

​玄関入り口に大きい麻の暖簾をかけ、露地行灯を置き柔らかな光でお客様を静かな隠れ宿にお招きします。

旅館再生

ロビーは、黒く塗装した足に優しい杉板のフローリングに合わせてシックなネイビーにブラウンのレザーでアクセントをつけた圧迫感のない自由な使い方が可能なソファーを設置しました。(マスターウォールのコンポジットソファ)

数組のお客様が同時に気兼ねなく寛げるように、様々な腰掛け方ができます。四季を通じて美しい木々の姿を楽しませてくれる庭園を存分に楽しんでいただくよう、ラウンジチェアはアクリルの透明感あるものを選定しました。(AD COREのPLUM)

縁側には、お客様にゆったりと陽だまりをくつろいで頂けるよう大きめのビーズクッションを置きました。(大東寝具のtetra)

旅館再生

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以前のお土産処だったコーナーは、黒を基調としたシックなライブラリーになりました。北欧の家具(HAY)と照明(Royal Furniture Collection)を置きアクセントに本棚の中には、Ambientec のテーブルスタンドTurnを設えました。ロビーと喫茶コーナーと合わせてジャズが流れる静かな落ち着いた空間になりました。

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今回の工事では客室8室のうちの4室を全面リニューアルしました。天竜峡の渓谷を間近にのぞむ立地を生かし、景色を見ながら寛げるカウチを各部屋に設え、照明はグレアレスなダウンライトを使いスタンドとペンダントライトは繊細で静かな暖かい灯にこだわりました。(Time & Style Andon)

 

今回新たに造られた食事処。マスターウォールのダイニングテーブルとチェアを組み合わせ、ダウンライトの静かなスポットの光にテーブルライト(Ambientec のTurn)でお食事に彩りを加えてみました。

旅館再生

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峡泉は、とにかく自然豊かな素晴らしい景観の中に静かに佇む秘境の隠れ家的なお宿です。今回のリニューアルプロジェクトは、その立地を最大限に生かした和の空間の中にシンプルかつモダンも取り入れた、シックで人に優しい落ち着いた空間造りを目指しました。フクロウやムササビが立ち寄るお庭や窓の外に広がる天竜川の渓谷を楽しんでもらえる設えにこだわりました。