ピラティスのスタジオを創りました2019.01.28

外苑前に新しくスタジオが完成しました。32㎡のワンルームマンションを改装した、大人のピラティススタジオです。健康的なアメリカ西海岸のグレイッシュホワイトという「色」がメインテーマでした。

ピラティススタジオインテリア

スタジオが必要とする床の耐荷重性や遮音性を確保するために、まずタイルカーペットを外して、べニア板と耐久性の高い塩ビの長尺シートに変えました。仕上がりは本物のフローリングに近いテイストになりました。

狭い空間を効率的に利用するため、受付デスク、収納、更衣室といった家具類をすべて造作にし、明るさを演出するホワイトの塗装を施しました。ラスティックな風合いを出すために、木はうすぐり仕上にしています。
オーナーが買われた思い入れのあるアンティークのペンダントライトに合わせて、デスク周りの天板はエボニー色をアクセントカラーとしました。

ピラティススタジオインテリア

ピラティス用具の収納棚を更衣室との間仕切りに利用し、背面を綺麗に塗装しています。更衣室には最低限の造作家具を配置し、着替えスペース、荷物置き、コート掛け、ミラーでセンス良くコンパクトにまとめています。

反対側の壁にスチールパイプを渡し、バランスボール置き場として上部空間を利用しました。

入口正面壁はチョークボードペイントを塗装しています。「バジル」という色です。
オーナーが手書きで、予定表や連絡事項をお客様に伝えることができます。

大変だったのが、ピラティスのマシン2台の搬入です。想像以上に重いアメリカ製のマシンでした。