シンガポール在住の外国人夫妻が年に数か月滞在するセカンドハウスをリノベーションしました。
和風モダンな設えのポイントは、リビングとMBRを仕切る障子です。天井までの高さの両引き障子を造作しました。MBRには木目を潰さない黒塗装の枠組みと琉球畳で小上がりを造作し、既存キャビネットを撤去した跡を隠すために青海波の和紙を貼り、和の雰囲気を強調しました。
リビングはもともと洋風なデザインだったので、南側の壁にベイシーティングを造作し、障子の白木の桟と合うようにクリア塗装を施しました。ベイシーティングはワークスペースにもダイニングエリアにも使うことができ、これによりリビングを広く取ることができました。
（コーディネート前）
